フィギュアスケート世界選手権は3月20日、さいたまスーパーアリーナで行われた女子ショートプログラムで、坂本花織選手が2位につけた。首位はザギトワ選手(ロシア)。
最終グループのトップバッターで登場した坂本花織選手は、大歓声の中ミスのない演技で今季最高の76.86点をマーク。「オペラ座の怪人」の音楽に乗せて表情豊かに滑ったザギトワ選手はすべての演技を完璧に決め、82.08点で首位に立った。
初優勝を狙う紀平梨花選手は、冒頭のトリプルアクセルを失敗して70.90で7位。宮原知子選手は2つのジャンプの回転不足を取られて70.60で8位だった。
試合後、坂本選手は「大舞台で自己ベスト更新できて満足している。フリーも同じように練習でやってきたことを発揮できるようにしっかりやる」と気を引き締めた。
紀平選手も「必ずトリプルアクセル2本を決める、とイメージして今日と明日を過ごします」と意気込んだ。
女子ショートプログラムの主な結果は次の通り。
1位 ザギトワ(ロシア)82.08
2位 坂本花織(日本)76.86
4位 メドベージェワ(ロシア)74.23
7位 紀平梨花(日本)70.90
8位 宮原知子(日本)70.60