大阪市の地下鉄を運行している大阪メトロは3月18日、路線名誤って英訳していたとして、公式サイトの外国語ページを閉鎖した。業務を効率化するため、同サイトの英訳には米・マイクロソフトの自動翻訳を使用していた。
インターネット上では、「思わず笑ってしまった」「最初ボケかと思った」「ボケとして残してもいいかも」などと、様々な声が上がった。
大阪メトロによれば、誤った英訳は16日に利用者からの指摘で発覚したもので、同サイトでは路線名である堺筋(さかいすじ)線を「Sakai Muscle」(堺の筋肉)、3両目を示す表記を「3 Eyes 」、天下茶屋駅を「World Teahouse」とそれぞれ翻訳されていた。
ハフポスト日本版が大阪メトロの広報に取材したところ、同サイトの外国語ページは、外国人観光客の増加などを受けて、2018年の9月1日にリニューアルしていた。誤った英訳がいつから使われていたのかは不明だという。
同サイトについては復旧に向けて早急に対応したいとしているが、再開のめどは立っていないという。
また、再開する際に再び自動翻訳に頼るか、翻訳の専門家に監修を依頼するかについても今のところはまだ分からないとしている。
今回の誤った英訳、どうやら本当にボケではなかったようだ。