「第91回アカデミー賞」授賞式が2月24日(日本時間25日)、アメリカ・ロサンゼルスで行われ、動画配信サービスNetflixのオリジナル映画『ROMA/ローマ』が外国語映画賞を受賞した。
同部門にも是枝裕和監督の『万引き家族』もノミネートされていたが、惜しくも受賞はならなかった。
ネトフリ作品「ROMA/ローマ」に注目
最多10部門でノミネートされた『ROMA/ローマ』は、1970年代のメキシコを舞台に、家政婦とその雇い主の家族を描いた人間ドラマ。
『ゼロ・グラビティ』(2013)でアカデミー賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン監督がメガホンをとり、全編にわたり白黒で描かれた。キュアロン監督本人の少年時代をモチーフにしているという。
激戦が予測されているが、動画配信サービスNetflixが製作・配信したこの作品を、保守的なアカデミー会員がこの作品をどう評価するか、注目が集まっている