田村淳さん「大人の小学校」を開校。「オンラインサロンではなく、みんなの興味を発表する場所」

オンラインをベースに、さまざまな価値観を持つ人たちの交流を目的としている。
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田村淳 タムラアツシ お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」メンバー
時事

田村淳“大人の小学校”開校 オンラインサロンとの違い説明「僕が旗振り役ではなくて…」

お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、オンラインをベースに、さまざまな価値観を持つ人たちの交流を目的とした『田村淳の大人の小学校』を立ち上げることを発表。12日に「Zoom」で行われた質問会を開催した淳は、立ち上げの経緯から最終的な目標までを語った。

 淳は、これまでもツイッターで参加者を募って、大人の運動会などを開催。その中で、参加者同士のつながりも深まっていく様子を見て「ここに、現代に必要なコミュニケーションが詰まっている」と実感し、大人の小学校を開校するにいたったという。具体的な授業のイメージとしては「オンラインで毎日つながっていられる。月に1度か2度、僕がこの人面白いなという先生を連れてきます。あとは、オンラインの中で生まれたものをオフラインで実行するっていうこともやっていきたいです」と意気込んだ。

 具体的な授業のイメージとしては「オンラインで毎日つながっていられる。月に1度か2度、僕が面白いなという先生を連れてきます」と明かし、「学びっていうものがベースになっていて、みなさんには生徒っていう気持ちで入ってきてほしくない。生きてきて自分が興味のあったことを発表する場所になればいいと思います」と紹介。

 また、最近話題の“オンラインサロン”との違いについて「オンラインサロンだと、誰かが旗振り役になって、その人についていくっていうことだと思うんです。でも、大人の小学校は僕が旗振り役ではなくて、校長の僕以外にすごい生徒会長みたいな存在が出てくるっていうのも、面白いなと思っています」と期待を寄せた。

 学校の骨格を作っていく1期生は50人だが、今後はさらにメンバーを増員させていく予定。淳は「最終的には、1000人くらいを想定しています。少なくて濃密に運営していくのもあるんですけど、やっぱりインパクトを与えながらやっていきたい。いろんな業種の方に来ていただきたいので、政治家の方々も大歓迎です。例えば、自民党と共産党の議員さんがいて、議論しあっているものを、ほかの生徒たちが『どうやったら、落とし所を見つけられるだろう』って考えていったり、そういった社会実験をやっていきたいですね」と最終的な希望を打ち明けていた。

 きょう12日の午前10時から19日いっぱいまで、1期生を募集。応募条件は満18歳以上で、授業料は月額3000円、校長の淳とともに学校の仕組みやルールを作っていく。主な授業コンテンツとしては、淳校長とゲスト講師による特別対談をはじめ、不定期で課外授業、校則づくり・企画立案なども行われる。

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