2019年11月21日(現地時間)、Twitterは国内外でテストを行っていた「リプライを非表示にする機能」を公式に提供すると発表しました。
この機能は、タイムライン上にある「自分への好ましくないリプライ」、いわゆる「クソリプ」を非表示にできるもの。非表示にすることで、自分だけでなく同じタイムラインを見ている他のユーザーの気分を害することもなくなり、これまで以上に会話が楽しめるようになるとしています。
非表示にしたリプライは再度表示させることも可能。こちらのツイートを見られないようにするブロック機能や、特定のユーザーやキーワードを含んだツイートを表示しないようにするミュート機能とは少し異なります。非表示にすると同時に、その相手をブロック、またはミュートすることもできます。
Twitterは2018年より「コンテンツの健全性を向上させる取り組み」を行っており、今回の非表示機能はその一環。まず2019年7月にカナダで試験導入され、9月にアメリカと日本でも実装されました。こうした大規模なテストで好ましい結果が出たため、今回公式なものとして提供するに至ったといいます。
ただ、この機能を使うと「非表示になっているツイートがあるのを示すアイコン」がタイムライン上に表示されてしまいます。そのため、対象のリプライを送った相手がアイコンを見て逆上しないか、報復しないかと不安なユーザーも多いようです。Twitterでは、こうした点については今後調整していくとしています。
(2019年11月22日 Engadget 日本版「Twitter、投稿者にとっての「クソリプ」を非表示にする機能公式化」より転載)
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