環境配慮型スマートフォンを製造するオランダのFairphoneから、最新スマートフォン「Fairphone 3+」が発表されました。
Fairphone 3+の特徴としては、本体素材の40%に再生プラスチックを利用していること。この比率は、Fairphoneシリーズの中でも最高値となっています。
さらに本体パーツはできるだけ分解/修理しやすいように設計されています。これにより、分解業者のiFixitの修理容易度スコアにて10/10の満点を獲得しています。
また、3040mAhバッテリーは取り外しが可能。これも、バッテリー交換を容易にし、ひいては本体寿命の延長に一役買っています。
本体スペックはミッドレンジ相当となっており、ディスプレイは5.65インチ、プロセッサはSnapdragon 632、RAMは4GBで内蔵ストレージは64GB。背面に4800万画素カメラ、前面に1600万画素カメラを配しています。また、製品には2年間の製品保証が付属します。
Fairphone 3+の価格は469ユーロ(約5万9000円)で、仮予約を実施中。製品は9月14日に出荷予定です。初代モデルから順調にモデルチェンジを続けるFairphoneには、確かな需要が存在するようです。
Source: Fairphone
(2020年8月30日Engadget 日本版「40%再生プラスチックを採用した環境配慮型スマホ「Fairphone 3+」海外発表」より転載)
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