【台風8号】九州・沖縄は強雨に警戒、今後の進路は?

台風に吹き込む強風は、日本海側でフェーン現象を引き起こし、35℃を大きく超える厳しい暑さをもたらします。
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台風8号(26日6時現在)
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強い勢力の台風8号(バービー)は、今日26日(水)6時現在、東シナ海を北上しています。このあとも海面水温が高い東シナ海を北上するため、「非常に強い」勢力まで発達する予想となっています。

▼台風8号 8月26日(水)6時現在
 存在地域   東シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北北西 15 km/h
 中心気圧   955 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s

 湿った空気の影響で九州や沖縄で強雨に 

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雨雲レーダー 26日(水)7時30分現在
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台風に向かって吹き込む湿った空気の影響で、九州や沖縄では局地的に雨が強まっています。
とくに帯状の発達した雨雲の下にあたっている大分県で雨が強まっており、7時30分までの1時間には臼杵市で42.5mm、佐伯市で7時20分までの1時間に34.5mmの激しい雨を観測しました。

また、沖縄県も活発な雨雲が通過しており、名護市で7時40分までの1時間に21.5mmの強い雨を観測しています。

このあとも発達した雨雲が流れ込みやすい状態が続くため、1時間に50mm近い激しい雨の降るおそれがあります。台風が離れていても油断はしないようにしてください。

 九州の沿岸部では強風にも注意

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風向風速の予想 26日(水)15時
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台風8号は今日「非常に強い」勢力となり発達のピークを迎える予想ため、九州では風も強まります。沿岸部では平均で10m/s以上、瞬間的には20m/s前後の強風が吹く見込みです。

鉄道など交通機関のダイヤの乱れや、飛来物のおそれがありますので、強風対策をしっかりと行ってください。

また、台風に吹き込む強風は、日本海側でフェーン現象を引き起こし、35℃を大きく超える厳しい暑さをもたらします。山陰や近畿北部、北陸など体温を上回るような暑さになるところもあるので、熱中症への注意が必要です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風8号の名前「バービー(Bavi)」はベトナムが提案した名称で、ベトナム北部の山脈の名前からとられています。

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