今日「きりん座流星群」がピークに。この流星群は、かつて観測されたことのない「新しい流星群」。夕方以降、北にある「きりん座」を中心に空を見渡してみましょう。
★きりん座★
★夕方以降 北の空に注目★
「きりん座」は、上の図の通り、北極星のすぐ近くにあります。
この、きりん座付近から飛んでくるように見えるのが「きりん座流星群」。
これまでに観測されたことのない流星群ですが、
今年は見られることが予想されています。
流星が最も多く見られるのは、今日の午後4時頃の予想。
まだ空が明るい時間帯ですが、明るい流星であれば見られそう。
さらに、空が暗くなる夜の7時台から8時台にかけても見られる可能性があります。
ということで、
午後4時頃から8時台にかけて、
北の空を広く見渡してみてください。
見られる流星の数は、
ピーク時で1時間あたり100個以上と予想されていて、
流れるスピードは比較的ゆっくりで、空をフワ~と流れる感じになるのでは?と考えられています。
願い事、ちょっと欲張っても良さそうです。
★夕方以降の天気は?
北海道と東北北部は、夕方以降は雲が多く、所々で雨。
観測にはあいにく、となってしまいそうです。
仙台など、東北南部は、多少雲がかかるくらいで、観測はできそうです。
北陸や関東から九州、沖縄にかけてはおおむね晴れ。
観測に良さそうです☆
ちなみに「流星」は、
「彗星(ほうき星)」が宇宙空間に撒き散らしたチリの中を
地球が通る時に見られます。
きりん座流星群の元になるのは、
2004年に発見された「リニア彗星」という彗星のチリ。
これまでは見られませんでしたが、
今年は、このチリと地球の軌道が交わるために、観測が期待されている、ということです。
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気象予報士
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