「三ツ矢サイダー」CM、アサヒ飲料が謝罪 トランペット演奏シーンに“危険”と指摘
「三ツ矢サイダー」のCM内に不適切な表現があったとして、同商品の発売元であるアサヒ飲料は17日、YouTubeや公式サイトからCMの動画を削除し、ツイッターの公式アカウントで謝罪した。同CMをめぐっては、女優の芳根京子が演じるトランペットを吹く女性に後ろから人がぶつかってくるシーンについて、「唇をけがし、演奏不能になる可能性がある」などとネット上で危険性を指摘する声が相次いでいた。
アサヒ飲料は「この度、4月15日に投稿致しました、三ツ矢サイダーの新CM『僕らの爽快編』につきまして、お客様からたくさんのご意見を頂きました」と説明。「配慮に欠ける表現がありましたことを、ここに深くお詫び申し上げます。皆様のご意見を真摯(しんし)に受け止め、当CMの投稿を取りやめることと致しました」と謝罪した。
同CMについては、トランペット奏者が17日にツイッターで危険性を指摘。「金属の歌口がデリケートな唇にぶつかってしまうと切れたり、腫れたりしてしまい演奏ができなくなる恐れがある」と訴えると、管楽器の経験者を中心に「実際に口を怪我しました。大変危険なシーンだと思います」「これで歯が折れました」などと議論が広がっていた。
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