木村拓哉、2年ぶり連ドラ主演 20個目の職業・外科医役に「逃げずに挑んでみたい」
人気グループ・SMAPの木村拓哉が、来年1月にスタートのTBS系日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(毎週日曜 後9:00)で、『アイムホーム』(2015・テレビ朝日)以来、約2年ぶりに連続ドラマに主演することが10日、わかった。美容師やパイロット、アイスホッケー選手、さらには内閣総理大臣など、これまで連ドラで数多くの役柄に挑んできた木村が、今作で20個目の職業として演じるのは、スゴ腕の職人外科医。愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く病院を舞台に、「愛しき人の命」「かけがえのない人生」を巡って主人公たちが繰り広げるヒューマンラブストーリーをオリジナル脚本で描く。
患者の命を救うべく実直に技術をただひたすら極め、無限の努力を重ねる。誠実さと、妥協を許さない厳しさを持ち合わせた職人外科医を演じる木村は「今回集うスタッフ、キャストと共にどれだけの『想い』を伝える事ができるのか、決して逃げずに挑んでみたいと思います!」と力強く掲げている。
木村演じる主人公・沖田一光(おきたかずあき)医師は駆け出しの頃、親友だった男の画策で病院を追われ、恋人を置いて単身アメリカへ。技術を磨き、知識を身につけて職人外科医となった沖田は、10年後、かつての恋人の父に請われて日本に帰国。しかし不在の間、元恋人は因縁の親友と結婚していた…。沖田は再会した元恋人、親友、そして一癖も二癖もある医師や看護師たちと向き合うこととなる。
沖田の元恋人で壇上記念病院院長の娘・壇上深冬(だんじょうみふゆ)には、木村とフジテレビ系『プライド』(2004)以来、13年ぶりの共演となる竹内結子を起用。かつて親友だった沖田を裏切って現在は病院の副院長、そして深冬の夫となった脳外科医・壇上壮大(だんじょうまさお)は浅野忠信が演じる。このほか、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博らが脇を固める。
脚本はフジ系『僕のいた時間』(14)『フラジャイル』(16)を手掛けた橋部敦子氏、演出は日曜劇場『とんび』(13)『天皇の料理番』(15)などの平川雄一朗氏が務める。瀬戸口克陽プロデューサーは「単なる医療ドラマに留まらず、それぞれの奥行き深い人間ドラマを丁寧に描いていきたいと思っています」と展望。木村をはじめとするキャストは早くから役づくりを開始してきたそうで「全員で、目一杯の熱量で、作品づくりに臨みたいと思います」と意気込んでいる。
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