私がおっさんを育てているという可能性について

私には目に入れてもすごい痛いくらいの可愛い可愛い2歳の娘がいる。私はこの子が生まれたときから、「女の子」として育ててきた。しかし最近の娘の行動を見ているとある疑念がわいてくるのだ。「この子は本当に2歳の女の子なのだろうか?」そしてその疑念は私にある仮説をももたらした。「この子がもし、おっさんだとしたら…?」
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私には目に入れてもすごい痛いくらいの可愛い可愛い2歳の娘がいる。

私はこの子が生まれたときから、「女の子」として育ててきた。

しかし最近の娘の行動を見ているとある疑念がわいてくるのだ。

「この子は本当に2歳の女の子なのだろうか?」

そしてその疑念は私にある仮説をももたらした。

「この子がもし、おっさんだとしたら…?」

思えば私は出産したときに助産師さんから言われた「元気な女の子ですよ」という言葉をただ鵜呑みにしていた。

しかし、あの言葉ははたして真実なのだろうか?

もしかしたらあの助産師はWWO(World Wide Ossan)から送り込まれたスパイなのではないか?

そして私が赤ちゃんを生みおとして放心状態になっている隙に、私の赤ちゃんとおっさんとを入れ替えたのではないか?

私はそこまで考えてぶるりと震えた。

私はもしかしたら絶対に触れてはいけない真実にたどりつこうとしているのではないか?

しかしそう考えると全てつじつまが合うのだ。

娘の行動には不審な点がたくさんある。

今日はその不審な点について皆さんにも知っていただきたい。

そして私の考えた仮説が正しいかどうか、一緒に検証していただきたい。

ただし、これは国家をも揺るがす大スキャンダルに発展するかもしれない問題である。

命が惜しい者は今すぐ引き返した方がいいだろう。

私がおっさんを育てているという可能性について

おっさんポイントその1/おっぱいが大好き

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生まれたばかりの赤ちゃんは母親の母乳で育つため、おっぱいを求めるのは生きるために必要なことであると言える。

しかしだ。

娘は1年も前に卒乳し、今では肉、野菜、米、ダメ人間パン*1までばくばくと食べれるようになった。

彼女にはもうおっぱいは必要ないのである。

それなのに娘は未だにおっぱいのことを大変気にかけている。

隙をみてはつまんでくる。

必要もないのになぜこんなにもおっぱいを気にかけるのか?それは彼女がおっさんだからではないか?

私はそう思っている。

おっさんポイントその2/全裸でウロウロする

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娘はいつもお風呂上りの際、服を着せようとする私からの逃亡を謀る。

全く無駄な抵抗なのだが、きゃっきゃうふふしながら全裸で肩からタオルをかけたまま部屋をウロウロしている。

そのまま牛乳を差し出せば、腰に手を当ててグビグビと飲むだろう。

私はこの光景をどこかで見たことがあると思った。デジャヴだ。

そして思い出した。父だ。実家に住んでいたとき風呂上りに全裸でうろつく父の姿だ。

なぜ一緒に住んだこともない私の父と同じ行動をとるのか?それは彼女がおっさんだからではないか?

私の疑念はますます強まった。

おっさんポイントその3/屁の音がめちゃくちゃでかい

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現在の娘の身長はだいたい80cmちょっとで、わりと小ぶりな方である。

しかしながらこの娘、小さな身体からは想像もつかぬほどダイナミックな屁をするのである。

「バリッ!バリバリィィッ!」

噴火だ!爆発だ!

そう勘違いしてもおかしくないほどの爆音である。

屁をした娘は笑顔で尻をぽんぽん叩いているが、私は少し心配になり、娘の尻を覗いてみた。

やはり。

尻が二つに割れている。

屁のあまりの衝撃に耐えられず尻が割れてしまったのだ。

この小さな身体からこれほどの威力を持った屁が出るのはなぜか?それは彼女がおっさんだからではないか?(おっさんに謝れ)

私の疑念は確信に近づいていた。

闇に埋れた真実

これだけの証拠が集まっているにも関わらず、私は娘に正体を問いただすことが出来ずにいる。

私も命が惜しいし、なにより真実を知ってしまうのが恐いのだ。

娘よ、私の愛する娘よ。

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お前は一体…

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何者なのだ?

おしまい。

(2014年6月5日「はなこのブログ」より転載)