Twitterで話題の漫画『100日後に死ぬワニ』完結。ラストは13コマだった

漫画家・きくちゆうき氏は、ラストシーンについては「決まっています」と答えていた。
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Getty Images

話題の4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』完結、ラストは13コマ

昨年12月12日よりTwitterでスタートし、SNSで話題となっていた漫画家・きくちゆうき氏の4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が20日、最終回(第100話)を迎えた。ラストは13コマだった。

 『100日後に死ぬワニ』は、きくち氏が自身のツイッター(@yuukikikuchi)で投稿している漫画で、主人公のワニの日常を描いた物語。しかし「100日後の死」を前提に描いており、1日目は、ワニがただテレビを見て笑っているだけの誰にでもある普通の風景だが、4コマ目の最後に「死まであと99日」と“死”へのカウントダウンを告知している。

 ワニ自身は自分の未来を知りもせず、普段と変わらない毎日を過ごしているのだが、刻一刻と迫るXデーに読者は見守りながら「100日目は一体どうなるのか?」「やだ、死なないでほしい」「100日間ずっと笑っていてほしい」などとコメント。

 フォロワー数も当初は1万ほどだったのが、1月中旬には40万強、2月中旬に90万を超え、3月17日には150万を突破。20日午後7時の時点では約196万で、この3ヶ月で約190万増となり、多くのメディアも取り上げるなど大きな反響となっていた。

 きくち氏は以前、ORICON NEWSのインタビューに応じた際、「『いつか死ぬ』生きているということはいつか死ぬということ。自分の『終わり』や周りの人の『終わり』それを意識すると、行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。ワニを通してそれらを考えるきっかけにでもなればいいなと思っています」と作品に込めた思いを説明。ラストシーンについては「決まっています」と答えていた。

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