【STAP細胞】理研の野依良治理事長「若手、倫理観や研究の不足」国会で発言

4月9日、衆院の文部科学委員会に参考人として招致された理化学研究所(理研)の野依良治理事長は、STAP論文問題について「若手研究者のリスクに対する認識が甘かった」などとコメントし、再発防止に取り組む姿勢を示した。
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時事通信社

4月9日、衆院に参考人として招致された理化学研究所(理研)の野依良治理事長は、STAP論文問題について「若手研究者のリスクに対する認識が甘かった」などとコメントし、再発防止に取り組む姿勢を示した。朝日新聞デジタルなどが報じた。

理化学研究所の野依(のより)良治理事長(75)は9日午前、衆院文部科学委員会に参考人として招致され、STAP細胞論文不正問題の原因について、「若手研究者の倫理観や研究の不足と、責任分担の不明確さ、理化学研究所の組織としてのチェック体制の不十分さなど、複合的な原因で生じた」と述べた。

(MSN産経ニュース「【STAP細胞】「若手研究者の倫理観など複合的な問題」 理研の野依理事長が国会で発言」より 2014/04/09 20:57)

理研は10日、外部有識者による「研究不正再発防止のための改革委員会」による初会合を行うという。

STAP細胞の論文問題で、理化学研究所は9日、外部有識者による「研究不正再発防止のための改革委員会」の初会合を10日に開くことを明らかにした。改革委は研究倫理や研究不正の専門家、法曹関係者、会計士ら6人で構成する。

(朝日新聞デジタル「理研の改革委、週内にも発足 若手支援、充実へ」より 2014/04/09 11:22)

理研がSTAP論文について「ねつ造があった」と不正を認定したことについて、小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーは8日、調査のやり直しを求める「不服申し立て」を行った。野依理事長は、「内容を審査した上で、再調査するか決める」という考えを示した。

小保方氏の不服申し立てについて、野依理事長は「申し立ての内容を審査した上で、再調査するかしないかを決める」という考えを示しました。

(テレ朝news「小保方氏の会見前に 理研・野依理事長が国会答弁」より 2014/04/09 10:34)

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