理化学研究所は、小保方晴子さんらが発表した万能細胞「STAP細胞」の作成方法を発表した。
STAP細胞の論文をめぐっては、収録されている画像に不審な点が見つかったり、他の科学者の追試で思うように再現できない、といった批判があったり、理研や論文を掲載した科学誌「ネイチャー」は再調査を行っている。また、日本分子生物学会も「憂慮している」と声明を発表していた。
また、STAP細胞の作り方に関しては、特許のため詳細を明らかにしていないのでは、という観測もある。今回の発表は、こうした批判に対する回答とするのが理研の狙いだ。
理研は発表資料において、批判を受けていることを認めている。
なお、研究所では、Nature誌に掲載された論文に関し、様々な指摘があることを真摯に受け止め、所内外の有識者による調査を行っています。調査の結果が出た時点で速やかに公表します。
(理化学研究所「STAP細胞作製に関する実験手技解説の発表について」より 2014/03/05)
【STAP細胞関連の記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー