「STAP細胞」理研が1年かけて検証 小保方晴子さんも会見へ

STAP細胞論文の不正問題で揺れる理化学研究所(理研)は4月7日、理研東京事務所で会見し、STAP細胞の作成を再現する検証チームに、論文の筆頭著者である小保方晴子ユニットリーダーを加えないことを明らかにした。
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時事通信社

STAP細胞論文の不正問題で揺れる理化学研究所(理研)は4月7日、理研東京事務所で会見し、STAP細胞の作成を再現する検証チームに、小保方晴子ユニットリーダーを加えないことを明らかにした。共著者である丹羽仁史プロジェクトリーダーが再現実験を担当するという。MSN産経ニュースなどが報じた。

理化学研究所のチームが7日、理研東京事務所で記者会見し、STAP論文の筆頭著者の小保方晴子氏を検証チームに加えないことを明らかにした。



共著者の一人で再現実験を担う丹羽仁史プロジェクトリーダーは「このような事態になったことを、心よりおわびします」と謝罪、論文は撤回すべきだという考えをあらためて示した。

(MSN産経ニュース「【STAP細胞】小保方氏を検証に加えず 理研チームが会見、「協力は得たい」」より 2014/04/07 15:45)

丹羽氏は、STAP細胞について「あるかどうか知りたい」というスタンスから検証実験に参加することにしたという。検証は約1年間かけて行われる。

丹羽氏はNature論文の撤回に同意しており、STAP細胞の存在については、「あるかどうか分からない」という立場。「あるかどうかを知りたいというスタンスから、検証実験に参加することにした」(同氏)



検証は約1年にかけて実施。開始4カ月をめどに中間報告、実験終了をもって最終報告を行う。

( ITmedia 「「共著者の1人として心よりおわび」 丹羽氏が記者会見 再現実験へニュース」より 2014/04/07 04:42)

総括責任者の相沢慎一理研発生・再生科学総合研究センター特別顧問は、検証チームに参加しない小保方氏について「協力は得たい」などと以下のようにコメントした。

検証の総括責任者を務める相沢慎一理研発生・再生科学総合研究センター特別顧問は、小保方氏からの聞き取りについて「協力を得たいが、情報を求めることはあっても検証チームに加えることはない」と述べた。

(時事ドットコム「共著者「予断なく検証」=STAP再現実験で理研」より 2014/04/07 15:05)

一方、小保方氏は、代理人の三木秀夫弁護士らを通じて、4月9日に会見を行うことを発表した。

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが9日に大阪市内で記者会見を開くことを、代理人弁護士が7日明らかにした。1月28日にSTAP細胞の発表記者会見を開いて以降、小保方氏が公の場に出るのは初めて。

(時事ドットコム「小保方氏、9日会見=STAP細胞、発表後初」より 2014/04/07 17:41)

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