シンガポールで行われている東南アジア競技大会の男子3メートル飛び板飛び込みで、そろって「0.0」という衝撃のスコアを叩き出したフィリピン選手2人が話題になっている。
失敗したのはジョン・エルメルソン・ファブリガ選手とジョン・デビッド・パホヨ選手。2人は6回の試技中、4回目の飛び込みでそろって背中から落ち、0点となった。背中からの着水は全く失敗したものとみなされて0点となるためだ。その時の様子がこれだ。寛大なことに、大会は試合の様子を公開してくれている。
スローモーションでもう一度。
YouTube / Sport Singapore より
ジョン・デビッド・パホヨ選手の演技はこちら。
結果、2人は他の選手から約100点の差をつけられて競技を終えることになったが、その後、ネットで「スプラッシュ・ブラザーズ」として有名人に。一方で2人の失敗を批判する声もあり、フィリピン・スポーツ委員会のリチー・ガルシア会長は、スポーツ連盟に対して、2人はなぜ失敗したのか説明するように要求した。
なお、2人は翌日、ペアの演技に出場。見事に息のあった演技を披露した。その時の様子がこれだ。
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