[マドリード 6日 ロイター] - スペインの保健当局者は、マドリードのカルロス3世病院でエボラ出血熱患者のための治療チームの一員だった女性看護師が、エボラ熱に感染したことを確認したと明らかにした。
アフリカ大陸以外が感染場所とみられる初めてのケースという。
この看護師は、アフリカのリベリアとシエラレオネでエボラ熱に感染した後に搬送された患者2人の治療に当たっていた。保健当局者は感染経路の特定を進めている。当局者によると、女性は既婚で、子供はいない。
当局はまた、治療に関わっていた他約30人のスタッフなどの経過を観察している。
シエラレオネから9月21日に搬送された患者はその4日後に死亡。また、リベリアから8月7日に到着した患者も5日後に死亡した。
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