アメリカの民間宇宙開発企業・スペースXは1月10日、打ち上げたあとのロケットを回収するため、海上の船に着陸させる実験を行った。しかし、ロケットが十分に減速せず実験は失敗。ロケットが激しく船に衝突した。同社は17日、このときの様子を動画で公開した。
惜しい。今度こそ。
起業家のイーロン・マスク氏が創業したスペースXが開発した「ファルコン9R(F9R:Falcon 9 Reusable)」は、これまで使い捨てにされてきたロケットたちとは違い、機体を再利用することによって、低コストでの打ち上げを実現する新しいロケットだ。ファルコン9Rの下部には着地用の「脚」が付いており、着陸態勢に入ると開く仕組みになっている。ロケットの噴射によって、ゆっくり着地することで、機体を傷つけずに帰還させることが可能となる。
着地点となるのは、長さ90メートル、幅30メートルの無人船。10日、この船は大西洋上で待機していた。
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