自民党総裁選の投開票が9月14日、党大会に代わる両院議員総会で実施され、菅義偉氏が第26代自民党総裁に選出された。
16日に召集される臨時国会で、安倍晋三首相の後継となる第99代首相に指名される見込みだ。
安倍首相の後任を選ぶ自民党総裁選は、394票の「国会議員票」と、47の都道府県連に3票ずつ割り当てられた141票の「地方票」の合計535票をめぐって選挙戦を繰り広げた。(投票総数は534票)
主要派閥の支持を受けた菅氏が圧倒的な勝利を収めた一方で、2位争いは、地方票でリードした石破氏を議員票で岸田氏が逆転する形となった。
総裁選に立候補した3氏の得票数は、届け出順に以下の通り。
石破茂氏 =68票(議員票 26票/地方票 42票)
菅義偉氏 =377票(議員票 288票/地方票 89票)
岸田文雄氏=89票(議員票 79票/地方票 10票)
※議員票と地方票の内訳はNHKニュースの報道を元にした。