ソニー映画子会社、サイバー攻撃後の動揺鎮めるため社内会議
ソニー
SPEのマイケル・リントン最高経営責任者(CEO)兼会長とエイミー・パスカル共同会長がそれぞれ個別に会議を開き、社員にサイバー攻撃問題について説明したという。
広報担当者によると、リントンCEO兼会長は社員に対し、自社の将来を懸念するべきではないと語った。また、サイバー攻撃後も製作を続けたスタッフの仕事ぶりを称賛した。
先の従業員によると、リントン、パスカル両氏ともに社員からは拍手が送られたという。
SPEのコンピューターネットワークは先月、正体不明のハッカーからサイバー攻撃を受け、従業員の給与や財務情報、マーケティング計画、契約書類など内部文書が流出した。
さらに、オバマ米大統領の人種に関するジョークが記載されたパスカル共同会長の電子メール内容も報じられ、共同会長は謝罪に追い込まれた。
ロイターは内部文書の信ぴょう性を確認できていない。
公民権運動活動家のアル・シャープトン師は今週、パスカル共同会長と面会し、オバマ大統領の人種に言及したメールがパスカル共同会長の辞任に値するかどうかを判断する。
パスカル共同会長にコメントを求めたが、回答はなかった。