ファッションデザイナーのソニア・リキエルが8月25日、亡くなったとBBCなどが報じた。86歳だった。
ファッションブランド「ソニア・リキエル」のアートディレクター、ナタリー・リキエルが「パーキンソン病の影響で、母は朝5時にパリの自宅で亡くなりました」と発表した。約15年間に渡って闘病を続けており、2012年に病名を公表していた。
1930年にフランス・パリで生まれたソニア・リキエルは、1968年に自身の名を冠したブランド「ソニア・リキエル」を設立。長年に渡ってファッション界を牽引し、ボーダー柄ニットなどの代表作で人気を博した。普段着のニットをモダンでファッショナブルに変貌させたことから「ニットの女王」とも称された。
2009年にフランス政府からレジオン・ドヌール勲章を、2012年に最高位のフランス芸術文化勲章を受章した。
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