[東京/ニューヨーク 2日 ロイター] - ソフトバンク<9984.T>は2日、映画などを手がける米レジェンダリー・エンターテインメントの少数株式を2億5000万ドルで取得し、合弁会社を設立すると発表した。
両社によると、合弁会社はレジェンダリーの持つテレビ番組やデジタルコンテンツなどの知的財産を活かし、中国やインドを中心に市場拡大を目指す。
レジェンダリーは2000年に設立され、ハリウッド版特撮怪獣映画「GODZILLA ゴジラ」などを手がけてきた。
ソフトバンクはレジェンダリーへの出資によって、ハリウッド映画やテレビ番組へのアクセスを獲得するほか、米通信・メディア業界でのプレゼンス拡大につながるとみられる。
ソフトバンクによると、条件が満たされれば出資手続きは10月中に完了。出資に伴い、ソフトバンクのバイスチェアマン、ニケシュ・アローラ氏がレジェンダリーの取締役に就任する。
アローラ氏は米グーグル
レジェンダリーは2005年、映画会社ワーナー・ブラザーズと最大40本の映画を共同製作する7年契約に調印。2010年にはコミックブック部門も設立した。また、中国の大手映画製作会社、チャイナ・フィルムと映画を共同制作する契約にも調印している。
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