本日の日経で、日経平均ITバブル超え 2000年との環境比較というエントリーがあったので、思うところもあり、少し調べてみました。
上のグラフがトヨタ自動車・ソフトバンクの株式時価総額、そして日経平均の1999年から現在までの推移のグラフです。
改めて思い出しましたが、ITバブルの頃、ほんの少しの期間、ソフトバンクはトヨタ自動車の株式時価総額を抜いていました。それは2000年2月14日から、同3月1日までのほんの二週間余りのことでしたが、その間にソフトバンクは2月18日に一度だけ終値で株式時価総額20兆円を超えた日があります。
それ以降、ソフトバンクは今でもその時価総額の半分くらいですね。そして最近株価は伸び悩んでいます。
一方で、トヨタ自動車も一度だけ株式時価総額が30兆円を超えた日があります。2007年2月27日でした。そしてトヨタは 今年の3月23日に時価総額が29兆8770億円まで迫り、過去最高にトライする勢いです。
更に思ったのは、トヨタ自動車と日経平均との動きがほぼリンクしていることですね。日経平均は加重平均でなく単純平均なのですが、やはり日本の代表銘柄であることがわかります。
唯一ITバブルのころだけ、日経平均とトヨタ自動車とのかい離幅が大きいのは、やはりそれ以外の銘柄の株価も高かったということなのでしょう。
近年の株式市場の歴史の一部として、このグラフを記載しておきます。
(2015年6月25日「Hiroの『グローバルで負けないリスクテイク出来る日本へ』」より転載)