ソチオリンピック、日本の注目選手 メダル数は長野を超えるか

日本勢のメダルの可能性は――。ソチ五輪に臨む日本選手団の橋本聖子団長(日本スケート連盟会長)は「過去最高のメダル数が目標」と金5、銀1、銅4で計10個だった、1998年の「長野超え」を掲げる。今大会活躍が期待される日本勢を紹介する。
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SOCHI, RUSSIA - FEBRUARY 07: Curler Ayumi Ogasawara of the Japan Olympic team carries her country's flag during the Opening Ceremony of the Sochi 2014 Winter Olympics at Fisht Olympic Stadium on February 7, 2014 in Sochi, Russia. (Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images)
Pascal Le Segretain via Getty Images

日本のメダル数、長野を超えるか 担当記者が予想

日本勢のメダルの可能性は――。ソチ五輪に臨む日本選手団の橋本聖子団長(日本スケート連盟会長)は「過去最高のメダル数が目標」と金5、銀1、銅4で計10個だった、1998年の「長野超え」を掲げる。今大会活躍が期待される日本勢を紹介する。

フィギュアスケートは、女子の浅田真央(中京大)の調子が上向き。金メダルの可能性が高まってきた。流れるような着氷のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを練習通り決められれば、悲願達成もある。ライバルは金姸児(キムヨナ、韓)もだが、怖いのは地元ロシアのユリア・リプニツカヤ。男子は団体ショートプログラムで羽生結弦(ANA)が快調なスタートを切った。フリーで最後までスタミナを切らさなければ、初出場での頂点も見えてくる。高橋大輔(関大大学院)は4回転ジャンプがポイント。ただ、パトリック・チャン(カナダ)が力を出すと、上回るのは難しい。世界の争いは厳しく、男女ともメダル無しでもおかしくはない。

スキー・ジャンプは女子の高梨沙羅(クラレ)が金メダルに近い。今季ワールドカップ(W杯)は13戦10勝。表彰台の一角を昨季から19試合逃していない。男子は41歳の葛西紀明(土屋ホーム)がメダル争いに絡んでくる。今季のW杯総合3位につけ、予選免除の立場でいられる余裕がある。ノルディック複合ではエースの渡部暁斗(北野建設)もメダル争いに絡む。

スピードスケートは男子500メートルの加藤条治と長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)の調子が、ソチ入りしてから上がってきている。加藤は金メダル、長島はメダル争いに絡んでくるだろう。

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(朝日新聞社提供)

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