たしかに雪だるまをつくるのは楽しいが、この動画は、冬の恐ろしさを教えてくれる。
カナダのモントリオールで12月5日、道路が雪に覆われ、路面が凍結してツルツルになった。道路にわずかな傾斜があることから、この通りはスローモーションのカーリング会場のようになってしまった。
自動車、バス2台、パトカー、タクシー、そして除雪車がツルツルの車道で止まらず、10台の玉突き衝突という結果になった。
動画では、除雪車がなすすべなくパトカーに向かって行く場面もある。「その車から出ろ!」と誰かが叫んでいるのが聞こえる。しかし、除雪車はパトカーに衝突してしまった。誰もケガしていないが、大破した車もある。
地元紙モントリオール・ガゼットによると、モントリオール市当局は5日朝、降雪量が少ないのに突然気温が低下し、1度に数カ所で滑り止めの塩と砂の散布機が必要となったため、通りにすべり止めを散布することが遅れてしまったという。
会社員のウィレム・シェパード さんは同日 午前10時頃、モントリオール市内にある自分のオフィスにいると、バスが1台、坂に沿ってゆっくりと滑っていったのを見て、玉突き衝突が始まったのに気付いた。
シェパードさんは現場を動画に収め、Facebookに投稿し、動画の視聴回数は2500万回以上再生された。
「これはちょっとクレージーです」と、彼はトロント・スター紙に語った。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
▼画像集が開きます
(スライドショーが見られない方はこちらへ)
【お知らせ】
ハフィントンポストでは、12月18日に働きかたに関するイベントを開催します。お申し込みは以下よりお願いします。
■イベント詳細と申し込み用フォームは下記リンクからもご確認いただけます。