アメリカ東部を襲った大規模な寒波は、AP通信によると、1月24日時点で少なくとも29人が死亡した。
首都ワシントンは24日、強い地吹雪に見舞われた。一方で、一部運行を見合わせていたニューヨークのバスや地下鉄が再開し、ニューヨーク市内の道路交通規制も解除された。
ロイターによると、アメリカ国立気象局の観測では、ニューヨーク中心部のセントラルパークで史上2番目に多い68cmの積雪を観測した。ワシントンで57cm、ボルティモア・ワシントン国際空港には74.2cm、ウェストバージニア州グレンギャリーでは106.7cmが積もった。
ワシントンでは市内で交通規制が引き続き敷かれ、公共交通機関は24日も終日運休した。ワシントンの連邦政府施設と自治体の施設は週明けの25日も閉鎖され、学校は休みになるという。
ロイターによると、アーカンソー、ノースカロライナ、ケンタッキー、オハイオ、テネシー、バージニアの各州では24日、雪や氷結が原因の交通事故で計13人が死亡した。そのほか、メリーランドとニューヨークの各州では雪かき中に計4人、バージニア州で2人が低体温症、ペンシルベニア州で1人が一酸化炭素中毒で死亡した。
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