発達した低気圧の影響で、東京などの首都圏では2月9日の午前から雪が降り始めました。
9日は、東京都心を含む関東地方の広範囲で雪が降り、積雪となる見込みです。道路や電車、飛行機など交通機関に影響が出るおそれもあります。
気象庁によると、10日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで、多摩地方が7センチ、東京23区でも5センチとなっています。
雪が降り、気温が下がれば、路面凍結の恐れもあります。歩く際にはどんな点に注意すればいいのでしょうか。
「ウインターライフ推進協議会」が配布する冊子「ころばんっ」では、以下のように呼びかけています。
この他にも、「靴は柔らかいゴム底」「歩きスマホはしない」なども心がけておきたいところですね。
「ころばんっ」では、以下のような場所に注意するよう呼びかけています。
特に都心で気をつけたいのが、駅の階段、タイル張りの通路、電車内の床など。ツルツルとしており、濡れていると大変滑りやすいです。ついつい家路を急いだり、油断をしていると、ツルっと滑って頭をゴチン...なんてことになりかねません。
2014年2月の大雪では、交通網が混乱しただけでなく、多摩地域では道路が通行できなくなり、孤立する集落も発生しました。大雪から身を守るためには、どうすれば良いのでしょうか。
東京都がまとめた防災情報ハンドブック「東京防災」では、このように呼びかけています。
特に、自動車での移動には注意が必要です。国土交通省では2018年の緊急発表で、やむを得ず運転する場合には「冬期道路情報の確認、冬用タイヤやタイヤチェーンの早期装着」と注意喚起。また、「大雪予報時には車の利用を控えていただくよう、お願いします」と呼びかけています。