(前編はこちら)
さあ、あっという間に帰国の日になってしまった。
朝起きてエクスペディアのアプリを見てみると、飛行機は定刻に出発するようだ。余裕を持って、ホテルの送迎車で空港へ。ターミナルやゲートの情報も表示されるので便利。アプリからは地図の表示もできるので、ホテルからどれくらい走ったのかもわかる。
シンガポールには、定刻通り午後1時ごろに到着。深夜2時の帰国のフライトまでは13時間ある。乗り継ぎカウンターに向かい聞いてみると、日本航空(JAL)の帰国便のチェックインを受け付けてくれた。これでチェックインは済んでいるので安心してシンガポール観光を楽しむことが出来る。
ちょっと休憩後、荷物を預けてまずはホーカーズに向かってみよう。
まずは、タクシーで、2014年6月にリニューアルしたばかりのホーカーズ「ラウ・パサ」へ。
高いビルのオフィスに囲まれ、ひっそりと佇むラウ・パサは、昼間はランチに訪れるサラリーマンで混雑しているものの、夕方以降や休日は席に余裕があるのでおすすめ。もちろん、時間帯や曜日によって開いていない店舗もあるが、大抵の東南アジア料理は楽しめる。
ホッケン・ミーと、搾りたてのマンゴーとパインのジュースをオーダー。これでもわずか1,000円程度だ。他のホーカーズに比べると若干高めだそうだが、観光客向けの他のレストランなどに慣れてしまっていると、それをあまり感じない。
ホッケン・ミーは、これでもかというくらいのにんにくの香りが食欲をそそる。思わずビールが欲しくなるが、わずか13時間のシンガポール滞在食い倒れの旅で、最初からこれではいけない。そこはグッと堪えてジュースで我慢するが、これまたジュースが美味しい。マンゴーやパイナップル、グァバなどの南国フルーツが新鮮に感じる。好きな組み合わせでオーダーしてみよう!
さあ、次行ってみよう。タクシーで移動だ!
お次は、クラークキー駅近くにある、ジャンボシーフードへ。観光客で大混雑なので、事前に予約するか正午か午後6時の開店時に並ぶといいだろう。
ここはチリクラブの名店。値段は時価なので、学生にはハードルが高いかもしれないがここは奮発。数人でシェアするとちょうどいい量なので、一人あたりなら2,000円程度から楽しめる。チリソースが絶品で、揚げパンや白米に掛けて食べるのがオススメ。
満腹になったらちょっと腹ごなしにちょっと散歩。最寄りのクラークキー駅から、MRTでサマセット駅へ。駅直結の313@サマセットには、日本では1時間以上待ちと大行列のギャレットポップコーンがあり、ほとんど並ばずに購入できる。だが、これから向かう"ある所"に行く場合は購入できないので注意だ。
シンガポールのショッピングモールは、大抵どのショップも午後10時まで開いているのがうれしい。
また、消費税の還元を受けることができるので、ショップにあるグローバルブルーやグローバルタックスなどのステッカーを確認し、レジでパスポートを提示すると書類を作成してくれる。還元は、空港にある機械などで行うことができる。
その後、観光客で溢れるオーチャードロードにある、両替のレートが良いと噂のラッキープラザで両替をしてから次の目的地へ。
さて、ちょっとお腹に余裕が出たところで、デザートというのはどうだろう。
MRTのサマセットとオーチャード駅が位置するオーチャードロード沿いにある、ショッピングモールのION Orchardには、香港スイーツの満記甜品がある。
マンゴープリンやシャーベット、カットフルーツなどのほか、温かいスイーツもあるので、冷房で冷えた体には嬉しい。名前だけではどんなスイーツかわからなくても、写真付きのメニューなので選びやすい。
さあ、満腹で動けなくなったら、動かなくていいところに行こう。午後10時を過ぎると、多くのショッピングモールは閉まってしまうので、夜になってから行くのをオススメするのは「カジノ」だ。
CMでもおなじみのマリーナ・ベイ・サンズにあるカジノは、21歳以上なら誰でも入ることができる。クロークで大きな荷物を預かってもらえるが、食品などは預け入れができない。そう、先ほどのギャレットポップコーンは見つかるとその場で破棄しないといけないのである。
テーブルゲームは敷居が高くても、スロットや大小などの機械ゲームは最小掛け金(ミニマムベット)が少なくて済み、自分のペースで賭けることが出来るのでうれしい。さらに、場内は無料Wi-Fiのサービスもあるので、メールやSNSのチェックもできる。
フライトの時間は午前2時。遅くとも1時間前に空港に戻ることを考えると、午前0時半までいられそうだ。逆算すると、勝負時間は1時間半。財布には、両替レートが良いと噂のオーチャードにあるラッキープラザで両替した225ドルがある。さあ、勝負だ。
1時間半後、225ドルは125ドル増えた350ドルになった。シンガポールで使ったほとんどのお金を取り戻した計算になる。次回のシンガポール旅行はちょっと豪華になりそう。
Wi-Fiに繋いでいると、出発2時間前の午前0時前には、スマートフォンの「エクスペディア旅行予約」アプリから定刻通り出発するというポップアップ通知が来たので、名残惜しくマリーナ・ベイ・サンズを後にする。タクシーで空港に戻ろう。
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プーケットとシンガポールの旅は、シンガポールに滞在せず乗り継ぎで立ち寄っただけだったので、大幅に予算を削減することができた。都市もリゾートも満喫し一石二鳥。その分ちょっと贅沢もできた。
今回利用した、「エクスペディア旅行予約」アプリは、フライトは出発12時間前、ホテルは当日深夜12時まで予約ができる。思い立ったらいつでもスマートに旅行に出かけることができるのでオススメ。
新年度まであと1ヶ月ちょっと。卒業旅行の計画はまだという人は、今スグ計画だ!
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