【初詣】参拝の作法 「参道は手をつながない」「お祈りはいつ?」

参拝の作法をおさらい。
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Japanese worshippers pray as they celebrate the New Year at Meiji shrine in Tokyo on January 1, 2015. Millions of Japanese visit shrines and temples to pray for the well-being of their families at the New Year. AFP PHOTO / KAZUHIRO NOGI (Photo credit should read KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images)
KAZUHIRO NOGI via Getty Images

参拝の作法は各神社や地域によって異なるが、それぞれの神社が掲載している参拝の作法を紹介しよう。

■鳥居の前で、まず会釈。

京都大神宮によると、鳥居の内側は、神様がいる神聖な場所。「鳥居の前で服装と気持ちを整え、会釈をして鳥居をくぐりましょう」とアドバイスしている。

その際、鳥居の中央を避け、どちらかの柱に寄るよう、熱田神宮はアドバイスしている

■参道は左側を歩く。手はつながない。

明治神宮によると、参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通り道だとされる。真ん中を歩かないのが礼儀。

静岡県熱海市の来宮(きのみや)神社の雨宮盛克宮司は、「ここから先は幼い子を除き、手をつないではいけません。恋人とも手を離しましょう。原則、左側を歩きます」と、紹介した

■「手水」で心神を清める

お参り前に、手水舎(ちょうずや、てみずや)で心神を清める。東京神社庁によると、手順は次の通り。

(1)手水舎の前で一礼する。

(2)ハンカチを取りやすい場所に出す。

(3)右手で柄杓を持ち、たっぷりと水をすくう。

(4)左手を洗う。

(5)柄杓を左手に持ち替え、右手を洗う。

(6)右手に柄杓を持ち替え、左手に水をためて、口をすすぐ。(左手で口を隠すと良い)

(7)口に触れた左手をもう一度洗う。

(8)両手で柄杓を立てるようにして、柄杓の柄を残った水で洗う。

(9)柄杓を元の位置に伏せて戻す。

(10)その場で口と手を拭く。

(11)一礼して去る。

■お賽銭は投げない。

六郷神社では「神前では正面に立つ」と紹介している。拝礼の前に軽く会釈し、心を落ち着かせ、帽子などは取る。

神社本庁では、お賽銭は米や野菜などは「供え物」の形を変えたものなので、投げ入れるのではなく、そっと納めることを推奨している。

鈴を鳴らす回数は、1回とする神社もあるが、3回などとアナウンスしているところもある。神戸祇園神社では、鈴についた綱「鈴緒」を両手でしっかり握って振るとしている。

4.心をこめてお参りする。

淡島神社によると、手順は次の通り。

(1)姿勢を正す。

(2)2回、腰を90度に折り深くお辞儀。人にお辞儀をするよりも深く行う。

(3)胸の高さで両手を合わせ、右手を少し手前に引いてずらす。

(4)肩幅程度に両手を開き、2回拍手する。

(5)両手をきちんと合わせながら心をこめて祈る。

(6)両手をおろし、最後にもう一度深くお辞儀する。

(7)最後に軽く会釈して下がる。

参拝の後は、お守りを頂いたり、おみくじを引いたりする。神社から出るときに、鳥居の前で会釈するのを忘れずに。

以下に、ジョルダン発表の「初詣スポット人気ランキング」を紹介する。

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