フィギュアスケート世界選手権の男子フリーが3月24日夜(日本時間)、イタリア・ミラノで開催される。
男子日本勢は、平昌オリンピック銀メダリストの宇野昌磨をはじめ、田中刑事、友野一希の3選手が出場。22日のショートプログラム(SP)では、宇野は94.26点で5位だった。101.94点で首位についたネーサン・チェンを追う。
世界選手権の公式サイトによると、日本勢や注目選手の滑走順と時間は次の通り。今夜20時からフジテレビ系が中継する。
田中刑事 11番 19時38分ごろ
友野一希 14番 20時23分ごろ
宇野昌磨 20番 21時21分ごろ
ネーサン・チェン(アメリカ) 24番 21時55分ごろ
エースの羽生結弦を欠く中、日本の底力が試されている。
宇野は、右足甲の故障を抱えたまま強行出場した。オリンピック後に新調した靴が馴染まず、開幕を控えた公式練習でも痛みが悪化し、厳しい戦いを迫られる。23日の練習会場では、ループ、フリップ、2度のトーループと、合計4回の4回転ジャンプを組み込む構成を想定して滑った。
田中は、平昌オリンピックでは準備不足がたたり、思うように結果が残せなかった。世界選手権の舞台で、雪辱に燃えている。
友野は、今季シニアデビューしたばかりの19歳。羽生の代わりとして初出場だが、上位入賞を狙う。