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食品メーカーの「今後」を読み解く、3つのキーワードとは?

企業はどこに目を光らせている?
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Getty Images

今、食品メーカーを取り巻く状況は日々刻々と変化している。健康志向の高まり、多様化する個人ニーズ、中食の広まりなど。各社、消費者の動向に目を光らせ、新製品開発やマーケティング施策を推し進めている。今回はその中でも、マーケティング・企画職の求人に注目していこう。

近年、健康志向の高まり、単身世帯の増加、コンビニの勢力拡大など「食品」を取り巻く新たなトレンドが生まれている。そういったなか、注目されるのが下記3つのキーワードだ。

「健康」

「高付加価値」

「利便性」

まず「健康」から見ていくと、飲料系でいえば「特定保健用食品(トクホ)」などをはじめ、高まる健康志向のニーズに応えるさまざまな商品が登場。その他、チョコレートなど菓子類でも、定番商品の改良に加え、乳酸菌を多く含むもの、ハイカカオチョコレートなどの商品が生まれ、人気を博している。

もうひとつ、「高付加価値」という部分においても、さまざまなトレンドが誕生している。たとえば、原材料や素材にこだわった「プレミアム」「大人の」といった切り口で多くのヒット商品が誕生した。また、定番商品においても高級感のあるパッケージに変更したり、ハイエンドなラインナップを増やすなどの動きもある。高級スーパーマーケットチェーンで販売される商品であったり、PB商品においても高級志向は見て取れる。

また「利便性」の部分でいえば、手軽さを売りにした商品が人気だ。レンジだけで調理可能でありながら、本格的な味が楽しめる冷凍食品、一人分の鍋料理が手軽になる調味料など。背景にあるのは、単身世帯や共働き世帯の増加による、料理の時短ニーズだ。今後もこの傾向は高まっていくと予想され、食品メーカー各社の展開にも注目が集まる。

多様化するニーズやトレンドに対応し、多岐にわたる商品の開発、販売戦略を推し進める各食品メーカー。こうした中、注目していきたいのがマーケティング・企画職の募集だ。今、どういった求人募集が行なわれているのか。一例を紹介していこう。

▼即席麺や冷凍食品、菓子など幅広い食品の製造・販売を扱う食品メーカー

即席麺のマーケティング担当者を募集していた。市場調査・分析から、ブランド・商品戦略の企画立案、広告宣伝の企画立案などに携わっていくようだ。

▼東証一部上場、売上高1800億円超の国内大手食品メーカー

家庭用オリーブオイルのマーケティング担当者の募集が見受けられた。消費者市場のニーズリサーチ、新商品・既存製品の販売予測、予算策定からプライシング、PL管理などを担っていくという。

▼コーヒー・紅茶などを扱う、飲料メーカー

主に、コーヒー・紅茶などの飲料の通信販売、カフェの運営などを手がけている同社。商品の企画、商品化、販促企画まで一貫して関わっていく担当者を募集していた。求める人材要項として、商品企画や開発に関する経験を掲げている。

その他にもさまざまなメーカーによる求人が公開されている。ぜひ、実際の求人をチェックしてみてほしい。

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