メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平が復帰後、初ホームラン。相手チームの監督「脱帽だよ」

代打で起用され、154キロのツーシームをセンタースタンドに放り込んだ
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ホームランを放ち、ベンチで祝福を受ける大谷翔平(中央)=7月8日、アメリカ・ロサンゼルス
Masterpress via Getty Images

メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平が7月8日、ドジャースとの試合で今シーズン第7号となるホームランを放った。

同点で迎えた7回、大谷は代打として先頭打者として打席に。2番手投手のシャーゴワが投じた内角低めの球をセンタースタンドに放り込んだ。

日刊スポーツによると、154.1キロのツーシーム。打者の手元で少しだけ沈むため、バットの芯を外されやすいとされるが、今日の大谷はしっかり芯でとらえた。

これが決勝点となり、エンゼルスはドジャースに4−3で勝利した。

大谷のホームランは5月17日以来で、右ひじの故障から復帰してから初めてとなる。ロサンゼルス・タイムズによると、大谷の勝負強さに、相手ドジャースのロバーツ監督も「ベンチから出てバットを握ったばかりなのに、変化球を何球かファウルして、速球をしっかりとらえ、球場の深い部分まで飛ばした。脱帽だよ...」と驚いた様子だったという。