「ショータイム」が帰ってくる。大谷翔平が指名打者で戦列復帰。けがの現状は?

トミー・ジョン手術が必要との一部報道があったが...
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試合前に調整する大谷翔平=7月3日、アメリカ・セーフコ・フィールド球場
Abbie Parr via Getty Images

ショータイムが帰ってくる――。メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平が7月4日(日本時間)、久しぶりに試合に出ることになった。Twitterのエンゼルス公式アカウントが伝えた。大谷は6月、右ひじの内側側副じん帯を損傷し、故障者リスト入りしていた。大谷のけがはどうなっているのだろうか。

「誰がカムバックするか当ててごらん。大谷が今夜、セーフコ・フィールド(シアトル・マリナーズの本拠地)での3連戦に、エンゼルスの先発として戻ってくる」。アカウントはそう伝えた。添えられたスタメン表によると、6番指名打者(DH)として出場するという。

大谷は投手と打者の「二刀流」選手として開幕から活躍。日刊スポーツによると、打者として打率2割8分9厘、6本塁打、投手として4勝1敗、防御率3.10をそれぞれマークしている。

けがの現状

大谷の内側側副靱帯の損傷の程度は、3段階の真ん中「グレード2」と診断された。アメリカの一部メディアは、復帰するのに1年以上を要する「トミー・ジョン手術(靱帯再建手術)」の必要性を報じていたが、産経ニュースによると、球団のゼネラルマネジャーはけがは回復傾向にあると明かし、手術は不要との見解を示した。