大谷翔平、バットをひろう“心遣い”でもファンのハートをつかむ「こんな選手はいない」

最も素晴らしい野球選手であるだけではなく、最も親切な野球選手とコメントされています
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6月11日のダイヤモンドバックス戦に、「2番・投手」で出場した大谷翔平選手
Norm Hall via Getty Images

大谷翔平選手は、プレーだけではなくフィールドでのちょっとした心遣いでも、ファンの心をつかんでいるようだ。

大谷投手は6月11日(日本時間12日)のダイヤモンドバックス戦に、「2番・投手」で出場。 

2回のピッチングを終えた後に、グラウンドに転がっていたバットを拾い、回収する係に近づいて手渡した。

この行為に、実況では「先発ピッチャーがやることじゃない」「こんな選手はいない」「すごくユニークな選手だ」と驚いたようにコメントしている。

またFOXのスポーツ記者も「大谷翔平は、最も素晴らしい野球選手であり、最も親切な野球選手でもある」と称賛した。

この日、大谷選手は5回を2失点8奪三振と好投し、2本の二塁打を放った。

その一方で、5回にはメジャーリーグでは初めてとなるボークを取られて、不服の表情を見せた

納得できないボーク判定に大谷投手はイライラしたようだが、この回で投手を降板した後、ライトの守りに着く前に審判の元に走り寄り、丁寧に話をする一幕もあった。

試合は6-5でエンジェルスが勝利。投手としての大谷選手に勝ち負けはつかなかった。