元財務相の塩川正十郎(まさじゅうろう)さんが9月19日、肺炎のため大阪市内の病院で死去した。93歳。朝日新聞デジタルなどが報じた。
1980年、鈴木善幸内閣で運輸相に就任し初入閣。1986年に文部相(第3時中曽根内閣)、1989年に官房長官(宇野内閣)などを歴任し、2001年の第1次小泉内閣では財務相に就いた。「塩じい」の愛称で親しまれ、小泉純一郎氏とは「打ち合わせもしないのに、同じことを言うてる」と周囲に語るほど親しかった。
2003年10月の衆院選には立候補をせず政界を引退。翌2004年に東洋大学総長に就任し、現職。
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