香取慎吾、多様性テーマにしたアート展に参加 退所後初めて公の場に

「作家の香取慎吾です。作家と紹介されるなんて、すごくおこがましく、しかし、正直すっごいうれしいです」
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展覧会に参加した作家とともに写真撮影に臨む香取慎吾さん=10月13日午後7時47分、東京・南青山、丸山ひかり撮影
朝日新聞社

香取慎吾さん、退所後初めて公の場に 展覧会に絵画出品

 障害がある人や現代美術家らアーティスト23人の作品を集めた展覧会が13日、東京・南青山のスパイラルガーデンで始まり、作家の1人として参加した元SMAPの香取慎吾さん(40)がレセプションに登場した。香取さんは9月にジャニーズ事務所を退所してから初の公の場で、「こんばんは、作家の香取慎吾です。作家と紹介されるなんて、すごくおこがましく、しかし、正直すっごいうれしいです」と笑顔であいさつした。

 同展は「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展」。香取さんは「絵を描くのが大好き。たくさんの絵を自分の心をぶつける場所として描いてきた。こういう展覧会に出展させて頂くのは初めてのことで、素晴らしいアーティストの皆さんの作品の中に自分の絵が飾られているのは本当にうれしい」。自分が絵を描く動機を、「『もっと遠くに羽ばたきたい』という思いが煮詰まった時に描く。その絵が羽ばたけた瞬間に、また次に進める」と熱く語った。

 出品作は2点。油性マジックなどで描かれた「イソゲマダマニアウ」と題した絵は、「こんなアニメがあったら面白いなと思いながら描き始めた。この先を見失ってしまったカップルの2人を、『急げまだ間に合うよ』と支えてくれるような絵」と説明した。

(朝日新聞デジタル 2017年10月13日 21時27分)
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(朝日新聞社提供)