「国民投票の最低投票率、議論を」 石破氏、憲法改正で
自民党の石破茂幹事長は2日、憲法改正の是非を問う国民投票について「最低投票率は議論されないといけない。発議要件を緩和するなら、(改憲のハードルを)上げないといけない」と述べた。96条改正で発議要件を3分の2から過半数に引き下げる場合、国民投票は一定以上の投票率を条件にする必要があるとの認識を示したものだ。松江市で記者団に語った。
石破氏は「憲法を改正する以上、投票率が3割、4割でいいのか。投票率4割で、2分の1(の賛成で改憲)ではちょっとおかしい」とも指摘。今後、最低投票率を具体的に検討する考えを示した。
(朝日新聞デジタル 2013/6/2 19:02)
(朝日新聞社提供)
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