泉谷しげるさん、2曲の著作権放棄を希望「ホント恥ずかしい」

泉谷しげるさんが、自作の楽曲2作品の著作権を放棄する意向を明らかにした。放棄するとした2作品について「ホント恥ずかしい」と振り返っている。
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時事通信社

シンガーソングライターの泉谷しげるさんが、自作の楽曲2作品の著作権を放棄する意向を明らかにした。5月5日、公式ブログで表明した。

泉谷さんが「このさい永久に“廃棄”することにした」という2曲は、1973年に発表された『自殺のすすめ』と、1975年4月『先天性欲情魔』の2曲。歌詞に過激な言葉が含まれており、泉谷さん本人も次のように振り返っている。

20代前半に作った「自殺のすすめ」「先天性欲情魔」とかとか!

なんてヒッドイ歌だ!

こんなイロモノソングなんぞ~オイラが作ったンじゃなくゴーストライターに造らせたに決まってる!(笑)

わけえときのツッパリぐあいをトシくってから見返すと~稚拙だワイ!

ホント恥ずかしい…。

 

(泉谷しげるオフィシャルブログ『リターンズの壱』より 2014/04/04)

泉谷さんは「全曲制覇ライブリターンズ」と称して、自作のすべてを演奏するライブシリーズを5月10日から再開するとしており、自身の作品を見直している最中だった。泉谷さんは「若気のいたりは観る者聞く人に不快と苦痛?を与えるだけだし付き合わせるだけ時間のムダ!」と述べており、著作権放棄についても「書類なんぞあるならサインしちまお!」としている。

なお、1970年代には、井上陽水さんの「傘がない」、吉田拓郎さんの「自殺の詩」など、自殺をテーマにした歌が多く作られていた。