ハチ公、スクランブル交差点、バスケットボールストリート...。
渋谷を象徴する数々の「シンボル」中でも、一際存在感を放っているのが、SHIBUYA109だ。
そんな渋谷の"顔"とも言える存在のSHIBUYA109が、1979年のオープン以来初めてロゴマークを変更すると発表した。
SHIBUYA109は開業以来、ヤングファッションの聖地としてその地位を確立してきた。
ところが同社は、時代や環境の変化に合わせて、自分たちも変わり続ける必要があるとして、ロゴの変更に踏み切ったという。
新ロゴは、今までのSHIBUYA109のイメージに捉われないロゴマークにするため、一般から公募。4月18日〜5月20日の期間で、プロ・アマ問わず誰でも応募できる。
また、気軽に応募してもらえるよう、「109ロゴメーカー」という企画も予定しているという。
ハフポスト日本版は4月18日、SHIBUYA109に話を聞いた。
同社の担当者は、ロゴ変更の背景や一般公募の経緯について、「自己表現としてファッションが主流だった時代から、インターネットの普及によって個人の趣味・嗜好の表現方法が増えた」「渋谷のトレードマークでもあるシリンダー上部に一般公募のロゴが載るということは、『新しい世代』の夢や願いを叶えるという当社の理念に相応しいのではないか」と説明。
また、40年の親しまれたシンボルが変わることを惜しむ声がインターネット上で上がっていることに対しては、「親しまれていたことがとてもありがたい。それも含めてみんなで作る新しいロゴを受け入れてもらえたら」と話した。
「SHIBUYA109 ロゴコンテスト」の応募期間は2018年4月18日(水)~2018年5月20日(日)
「109ロゴメーカー」の公開は2018年4月20日(金)を予定。