新庁舎建設にともない、解体される東京都渋谷区の旧区庁舎(渋谷区宇田川町1−1)で11月3日まで、アートやデザインなどクリエーターたちによるイベント「シブヤのタマゴ」が開かれている(入場無料)。
渋谷区の旧庁舎は、1964年に建設された。長年、区民に利用されてきたが、耐震性調査で基準値を下回ることが判明。新庁舎へと建て替えられる計画が進められている。旧庁舎は10月9日に半世紀におよぶ歴史に幕を下ろし、解体までの期間、イベントが開かれることになった。
イベントには約80組のアーティストやデザイナーらが参加、会場は2階から6階までのほぼ全棟を使用している。渋谷区議会の議場では、毛糸を使った参加型のインスタレーションが行われており、普段は座ることのできない議長席にも着席できる。2階エレベーターホールでは訪れた人が渋谷区へのメッセージを壁面に書くことができ、感謝の言葉が並んだ。また、渋谷駅の変遷や、高低差まで表現された渋谷駅の模型も展示されている。
詳細は、画像集で紹介する。なお、現在の仮庁舎は、旧東京都児童会館跡地や美竹公園など(渋谷区渋谷1)に移転している。
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