南アフリカ南部のジェフェリーズベイで7月19日に開かれたサーフィンの国際競技大会で、優勝候補の選手がサメに襲われ、間一髪のところで難を逃れるハプニングがあった。選手にけがはなかったが、大会は中止された。時事ドットコムなどが伝えた。
危うく難を逃れたのは、世界プロサーフィン連盟の年間王者に3度輝いているオーストラリア人のミック・ファニング選手(34)。インターネットに公開された映像では、波に浮かんで自分の演技順を待っていた同選手にサメが接近し、襲いかかる様子がはっきり捉えられている。
ボードから投げ出されたファニング選手は必死にもがき、程なくサメは泳ぎ去った。ジェットスキーで救助された同選手は「何かが近づいてくる予感がして、次の瞬間、海中に引き込まれた。信じられない思い」と恐怖の瞬間を振り返った。ボードは破損したという。
(時事ドットコム:サーフィン大会にサメ出現=待機の豪選手、襲われる 2015/07/20 10:30)
ファニング選手は「大きなサメのひれが見えた。追い払うために、必死でサメを蹴ったり殴ったりした」と話したという。
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