「ビバリーヒルズ高校白書」主役のシャナン・ドハーティー、乳がんを告白「今私にできることは...」

髪を剃った姿を、Instagramに投稿した。
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David Livingston via Getty Images
CULVER CITY, CA - NOVEMBER 14: Actress Shannen Doherty attends the 2015 Baby2Baby Gala presented by MarulaOil & Kayne Capital Advisors Foundation honoring Kerry Washington at 3LABS on November 14, 2015 in Culver City, California. (Photo by David Livingston/Getty Images)

「ビバリーヒルズ高校白書」で主役を務めた女優のシャナン・ドハーティー(45歳)が乳がんと闘っている。

2015年2月に乳がんと診断された後、治療を続けてきたが、がんが転移していることを、8月1日にテレビ番組「エンターテイメント・トゥナイト」のインタビューで明らかにした。

「がんがリンパ節に転移していることがわかりました。担当医によれば、がん細胞の一部が、リンパ節からさらに転移している可能性もあるそうです。だから、化学療法を受けることにしました。その後は放射線治療を受けます」

がんと闘う彼女が最も恐れているのは、見えない将来だ。

「治療が効くかどうなるかわからない、というのが一番恐ろしいんです。化学療法は本当に効くのだろうか? 放射線療法は? 治療をもう一度受けなきゃいけないかもしれないし、治療が原因で別のがんを発症するかもしれません。それ以外のことは、何とか耐えられます。痛みもコントロールできます。胸が無くなってても、何とか生きていけます。心配なのは将来と、将来が愛する人にどう影響するかです」

5月に乳腺を切除したドハーティーは、医者の勧めもあり、手術後、胸にティッシュ・エキスパンダー(皮膚拡張器)を入れた。それでも、新しいブラジャーを身につけた時に、気持ちが押さえきれなくなったと話す。

「胸をえぐられるような、つらい体験でした。何も考えられませんでした。母が一緒に来てくれたのですが、涙が止まらず、着替え室から飛び出してしまいました。そして車の中で泣き続けました」

そして7月には、髪を剃った。その写真をInstagramに投稿している。

ドハーティーは、自分の闘病体験を公にすることで、乳がんに苦しむ他の女性に「1人で苦しまなくてもいい」と伝えようとしている。

「自分がどう感じたかを、伝えたいんです。それが、私にできる一番のことです。たった一人でも救うことができたらいいんです。もしたった一人でも救えたなら、がんとの闘いがずっと楽になりますから」

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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