「オンライン銭湯」とは? 全国の銭湯がアップした動画に外出自粛中でも癒やされる

企画した塩谷歩波さん「暗いニュースが続いている今だからこそ、ほっこりできる話題を提供できて嬉しい」
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日本各地のオンライン銭湯の動画より
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新型コロナウイルスの感染拡大で、全国を外出自粛の波が覆っている。市民の憩いの場である銭湯も例外ではなく、休業する店が相次いでいる。そんな中、SNS上では「#オンライン銭湯」というハッシュタグがひそかなブームになっている。

企画したのは、銭湯を立体的な絵で図解した『銭湯図解』(中央公論新社)の著者で、東京都杉並区の小杉湯の番頭でもある塩谷歩波さん。「今だからこそ、お家のお風呂に入る皆さんに銭湯の風景を届けませんか?」と全国の銭湯に呼びかけたことがきっかけで、続々と全国各地の銭湯の動画がアップされている。

塩谷さんは、ハフポスト日本版に以下のように語った。

―― 発案したきっかけは? 

元々は小杉湯三代目(の経営者)が「焚火動画の銭湯版を撮りたいね~」と言っていたのが始まりでした。結構前からずっと言っていて機会を伺っていたのですが、コロナによる外出自粛を受けて「いまだ!」ということで、小杉湯でいつもお世話になっているカメラマンさんに撮影をしてもらいました。最初は小杉湯の動画をただ上げていたのですが、反響が大きく、また私自身も他の銭湯のこういう動画が見たいなあと思ったので#オンライン銭湯とタグをつけて他の銭湯さんの投稿を呼びかけたところここまで大きくなりました。

――これまでの反響は?

オンライン銭湯に限らず、#オンライン温泉#オンラインサウナまで繋がっていてびっくりしています笑 また、数件のメディア取材を受けていましてそちらも驚いています。暗いニュースが続いている今だからこそ、ほっこりできる話題を提供できて嬉しく思います。

 

■東京都杉並区の小杉湯

■京都市左京区の銀座湯

■札幌市白石区の美春湯

■東京都墨田区の薬師湯

■東京都世田谷区の宇田川湯

■東京都豊島区の大塚記念湯

■横浜市鶴見区のいやさか湯

■山梨県市川三郷町の「みたまの湯」