『千と千尋の神隠し』、視聴率19.6% 根強い人気証明
21日に日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』(毎週金曜 後9:00)で放送されたジブリ映画『千と千尋の神隠し』の平均視聴率が19.6%だったことが25日、わかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同19.2%を記録した2012年7月6日以来、2年ぶり7回目の放送で0.4ポイントアップさせるなど人気は健在。10時またぎとなる午後9時56分には最高視聴率24.8%にのぼった。
9日(現地時間8日)に宮崎駿監督がアメリカでアカデミー名誉賞を受賞したことを記念した今回は、老若男女、より多くの視聴者に届けるため、通常より1時間繰り上げた7時56分から放送された。
主人公で10歳の少女・千尋が繰り広げる大傑作ファンタジーである同作は、2003年3月に米アカデミー賞の長編アニメーション映画賞、ベルリン国際映画祭の最優秀賞である金熊賞を受賞。海外での評価も高く、日本の映画史上最高の興収(304億円)も記録した名作となっており、今回もその根強い人気を証明した。
番組内、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)から『風立ちぬ』(2013年)まで、宮崎駿監督の全11作品の名シーンを振り返る特別企画も用意された。
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