天の川といっしょ。世界一美しい自撮り写真がありました(画像)

この写真は世界で最も美しい自撮り写真と言ってもいいかもしれない。七色に光り輝く空を背景にして、火山の縁に立つ自分の姿を幻想的に捉えている。七色の空に浮かんでいるのは、天の川や月、惑星だ。

この写真は世界で最も美しい自撮り写真と言ってもいいかもしれない。七色に光り輝く空を背景にして、火山の縁に立つ自分の姿を幻想的に捉えている。七色の空に浮かんでいるのは、天の川や月、惑星だ。

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この写真を撮影したのは、オハイオ州に住むプロの写真家のシェーン・ブラック氏だ。彼はこの美しい自撮り写真を標高4000メートルを超えるハワイのマウナケア山の山頂で撮影した。

下の写真は、上の写真に写っているものが何かを説明している。

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(左から)City of Hilo:ヒロ、Neptune: 海王星、Kilauea:キラウェア山、Milky Way:天の川、Mauna Loa:マウナロア山、Mars:火星、Saturn:土星、Vesta:ヴェスタ、Hikianalia;スピカ、Mauna Kea:マウナケア山、Moon:月

どうやってこんな印象的な写真が撮影できるのだろう? ブラック氏は、それは長時間露光だと教えてくれた。このハワイの写真は15秒間露光した23のフレームをつなぎあわせたそうだ。

またブラック氏は、写真の中に自分自身の姿を加えることで生まれる効果をこう説明している。

「人物を写真に加えると、周りの風景のスケールの大きさがよく分かります。それに写真を見ている人は、まるで自分が写真の中の人物になったような感覚を味わうことができます」

撮影対象として、ブラック氏はよく星空を選んでいるようだ。その理由をこう話してくれた。

「星空を眺めると、宇宙の大きさを知ることができ、謙虚な気持ちになります。星空は自分がいかに小さい存在かを思い出させてくれるのです」

そして、長時間露光写真の素晴らしさも語っている。

「目で見ることができるものは限られています。私はカメラが写し出した光景に圧倒されました。カメラ技術が進歩したおかげで、露光時間を長くしてたくさんのものをとらえられるようになりました。そうやって撮った写真はいつもとても見応えがある写真に仕上がります」

ブラック氏は、ハワイ以外でも長時間露光で素晴らしい写真を撮影している。彼のコレクションの中から、ため息がでるほど美しい作品のいくつかを紹介しよう。

Shane black/Caters
Shane black/Caters
Shane black/Caters
Shane black/Caters
Shane black/Caters
Shane black/Caters
Shane black/Caters
Shane black/Caters


この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:梅田智世/ガリレオ]

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