声優紅白歌合戦の出演者が発表される。 中川翔子、大塚明夫、関智一らが第1弾に決定

夢の祭典は4月14日、千葉・舞浜アンフィシアターで開かれる

声優紅白第1弾出演者発表 大塚明夫、関智一、小松未可子、中川翔子ら 井上喜久子&ほの花も親子共演

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声優による、声優ファンのための新たな祭典『声優紅白歌合戦』(4月14日、千葉・舞浜アンフィシアター)の第1弾出演者が22日、発表された。大塚明夫関智一小松未可子中川翔子らが登場するほか、井上喜久子井上ほの花も親子そろって出演する。

 これは、発起人の『ケロロ軍曹』ギロロ伍長役などで知られる中田譲治が、2017年12月30日に自身のツイッターで「これだけ声優さんの仕事範囲が拡っているご時世だからいっそ『声優紅白歌合戦』を作っちゃう?」とつぶやいたことが発端となり企画。今の声優は歌手としても目覚ましい活躍をし、ライブを楽しみにしているファンが多くいることから開催される運びとなった。

 司会は『Fate/stay night』アーチャー役や『ユーリ!!! on ICE』ヴィクトル・ニキフォロフ役などで知られる諏訪部順一、『Fate/stay night』の遠坂凛役や『咲-Saki-』の宮永咲役などで知られる植田佳奈が担当する。

 同日、都内で会見も行われ、中田、岩男潤子武内駿輔が登壇。ベテランから若手までそろった白組出演陣について中田は「渋い男の声を感じていただきたい」と話す。大塚にオファーしたときを振り返りながら「明夫さんは、みなさんの前で歌うのは嫌だと思うんですけども、僕が直接『歌ってよ』とお願いしたら『しょうがない。歌いますよ』と言ってくださった。本当に感謝しています」と回想。そして「関さんは歌もお上手。ぜひ、出ていただきたいと思ってオファーさせていただきました」と経緯も語った。

 井上親子については「ソロで歌うか、もしかしたらデュエットしていただくかも」と予告。さらに「本来、この企画は僕がやらせていただいていることもあって、ある程度、長年やっている方のファンの方が『久しぶりに歌を聞きたい』『今を知りたい』というコンセプトがある」としながらも小松ら若手も出演する。「連綿と続いている声優と歌の仕事を、ぜひ若手の人にも伝わって、これからも頑張っていただきたいと思って」と話した。

 岩男は「最初に中田さんがツイッターでつぶやかれたときから気になっていた。思わず『いいね』もさせていただいた。私も出演したいなと心の中で思っていた。そこで直接、ご連絡をいただけて本来にうれしかった」とにっこり。「世代を超えて、みんなの気持ちが1つになるようなイベントになったら」と意気込んだ。中田から「相変わらず、かっこいいね」と声をかけられた武内は照れつつも「直接、声をかけていただいた。僕なんかでいいのかと思いつつも、非常に光栄です」と感謝した。

 質疑応答も実施。歌唱する曲について中田は「みなさんが歌いたい曲、聴いていただきたい曲が優先でいいんじゃないか」とキャラソンやアニソンを歌う場合もあるという。第2弾発表も控えるが「これだけのメンバーを集めた。一人ひとりの時間が短くなっても本末転倒。紅白、8組ぐらいがいいかな、と思っている」と話した。

 ロゴに2019という数字が入っていることもあり、来年以降の開催にも意欲。中田は「みなさんが受け入れてくださって、次回も見たい、やってください、という声があれば。『今回、あの人が出ていない』とか『今度はあの人を呼んで』という思いも広がれば(来年も)可能になる」と呼びかけた。

【第1弾出演者】※50音順

■紅組

井上喜久子、井上ほの花、岩男潤子、笠原弘子、小松未可子、中川翔子、横山智佐

■白組

内田直哉、大塚明夫、関智一、武内駿輔、豊永利行堀内賢雄

■発起人

中田譲治

■司会

諏訪部順一、植田佳奈

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2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会のマスコット選考検討会議であいさつするタレントの中川翔子さん=2017年01月17日 東京都港区虎ノ門[代表撮影]
時事通信社
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