スカーレット、「お父ちゃん」常治の他界に視聴者号泣 「あんなに憎らしかったのに…」

朝ドラ「スカーレット」で北村一輝さん演じる常治が闘病の末に亡くなった。常治の死に視聴者は…。

12月25日放送のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で、主人公・川原喜美子(戸田恵梨香さん)の父親・常治(北村一輝さん)が闘病の末、亡くなった。

常治は妻・マツ(富田靖子さん)と三姉妹を愛する一方で、大酒飲みで金を使い込み、気に入らないことがあると机をひっくり返すなどし、家族に手を焼かせてきた人物だった。勤め先の大阪に慣れてきた喜美子を、嘘をついて地元・信楽に帰るように仕向けるなど、喜美子の人生を翻弄した人物でもある。

常治の体調が悪いことが明らかになったのは21日の放送の中でだった。体が大きくて健康的だった常治が、体を丸めるようにして孫息子と昼寝をする姿は、視聴者の胸を打った。

そして25日の放送では、食べられなくなった常治のために家族で作った皿に、戦地で常治に助けられた経験のある大野忠信(マギーさん)、妻・陽子(財前直見さん)、息子・信作(林遣都さん)が採った松茸で作った炊き込みご飯を盛って病床の常治に見せた。

皆に囲まれた常治は、喜美子の頭を撫でた後、眠るように旅立っていった。

 

■あんなに憎らしかったのに…

視聴者からやや評判が悪い時期もあった常治だが、25日の放送には朝から涙が止まらない視聴者が続出。Twitter上では常治を悼むコメントが次々と投稿されている。

 

・クリスマスの朝に死ななくてもいいじゃない...あんなに嫌いだったのに...

・あんなに憎らしかったのに…常治ロスや

・夜中に駆け付けてくれる近所の友人一家、家族との思い出。これ程幸せな一生を送った人はいるだろうか、ただ泣ける

・本当に涙止まらない。お父ちゃん、ゆっくり、休んでな

・明日から常治さんが居ないと思うと泣けてくる…ありがとう…

・朝ドラ界屈指の”愛すべきお父ちゃん”です。そして常治役は北村一輝さんしかあり得なかったと思います。本当にありがとうございました。

 

喜美子役の戸田さんは自身のInstagramに25日、「お父ちゃん」という一言と共に、北村さんの写真を投稿した。