スーパー・ブラッド・ウルフムーンが出現。1月21日、大きな満月と皆既月食のコラボがアメリカで

必殺技?どんな現象なの?
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スーパー・ブラッド・ウルフムーン
The Telegraph

1月21日、アメリカ一帯で皆既月食が観察された。

ただ、今回の皆既月食はただの皆既月食ではない。なんとその名も「スーパー・ブラッド・ウルフムーン」。残念ながら、日本では見られない。

必殺技みたいでなんとも胸がわくわくしてくるが、そもそもどんな現象なのだろうか。

スーパー・ブラッド・ウルフムーンとは?

1月の最初の満月を「ウルフムーン」という。

命名の理由は諸説あるが、2月の繁殖期に向けて年明けから遠吠えが多くなることや、ネイティブアメリカンの人々が真冬の食糧不足に狼たちが嘆いているという話にちなんで「ウルフムーン」と呼ぶようになったと言われている。

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写真は狼のイメージ画像です。
Byrdyak via Getty Images

そして、月がいつもよりも大きく見えるときは「スーパームーン」という。1月21日の月は、1年で最も小さい満月に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見えるという。

ブラッドは「血」という意味だが、皆既月食の時に月が真っ赤に染まることに由来している。

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2014年に撮影されたブラッドムーン
Julian "Turbo" Yago via Getty Images

つまり、いつもより大きな1月の最初の満月が、皆既月食で真っ赤になる現象を指している。

この日は日本でもスーパームーンになるため、いつもより立派なお月様を拝めそうだ。

ちなみに、2019年に1番大きく見える月は2月19~20日に現れるという。