上西小百合氏「エモーショナルな処分」 除名後初の本会議出席(画像集)

維新の党を除名された上西小百合衆院議員が7日、除名後初めて衆院本会に出席。本会議の後に報道陣の取材に応じ、「エモーショナルな処分」などと語った。
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時事通信社

維新の党を除名された上西小百合衆院議員(31)が4月7日、除名後初めて衆院本会に出席した。本会議の後に報道陣の取材に応じ、「エモーショナルな感じでこういった処分になったことは残念です」などと語った。産経ニュースなどが報じた。

上西氏は「事実と異なる報道が連日なされていた。(3日夜の)3時間の記者会見でできる限り誤解を解くように努めたが、かなわなかった」と述べた。維新が求める議員辞職については「法律で議員を継続することが認められている以上、国民の声を国政に届けると選挙時に約束したことを貫いていきたい」と議員活動の続行に重ねて意欲を示した。

ただ、記者団に「維新の比例で復活当選したが、維新の議員でなくなったのに議員でいる正当性はどこにあるのか」と問われ、答えに窮する場面もあった。

上西氏「エモーショナルな処分」と除名の維新を批判 騒動後初の本会議出席 議員続行を強調 - 産経ニュース 2015/04/07 14:46)

上西氏は本会議で、維新の党の議員席に割り当てられている一画を離れ、演壇に向かって右端の最前列に着席。上西氏の「排除」を急ぐ維新側の意向を受けて、仮の席として用意された場所だった。時事ドットコムによると、上西氏は来週の本会議から、無所属議員の席が集まる区画へと移る予定という。

一方、維新の党最高顧問で、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(45)は同日、上西氏が辞職勧告を受けず、無所属での活動を表明したことについて「もう維新の議員じゃないので」「もう僕がコメントすることはないです」などと述べ、上西氏に関するコメントの一切を避けた

上西氏をめぐっては、「衆院本会議を欠席し秘書と不倫旅行」「本会議前日にショーパブや居酒屋をはしご」などと報じられたほか、本人や秘書の取材対応が悪いとして批判を受けた。

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