木村沙織、リオ・オリンピックに決意 「切符をどんな形でも取る」【画像集】

バレーボール女子のリオデジャネイロ・オリンピック世界最終予選が開かれている。4大会連続のオリンピック出場を狙う日本の主将を務めるのは、木村沙織だ。
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TOKYO, JAPAN - MAY 14: Saori Kimura #3 of Japan reacts after winning the Women's World Olympic Qualification game between Japan and Peru at Tokyo Metropolitan Gymnasium on May 14, 2016 in Tokyo, Japan. (Photo by Koki Nagahama/Getty Images)
Koki Nagahama via Getty Images

バレーボール女子のリオデジャネイロ・オリンピック世界最終予選が、5月14日から都内で開かれている。4大会連続のオリンピック出場を狙う日本の主将を務めるのは、木村沙織(29=東レ)。これまで活躍してチームを引っ張ってきたが、17日の韓国戦では右手小指を負傷し、試合途中で退いた。

木村は今大会を前に14日、「始まればあとはやるだけ。五輪切符をどんな形でも取る」と意気込んだ。日本は3試合を終えて通算成績が2勝1敗となり、18日に第4戦でタイと対戦する

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日本がオリンピックに出場するには、参加8カ国(日本、韓国、タイ、カザフスタン、オランダ、イタリア、ペルー、ドミニカ共和国)による総当たりで、アジアから出場の4チーム(日本、韓国、タイ、カザフスタン)中で最上位になるか全体の3位以内に入ることが条件になる。オリンピック出場は全12チームで、既にブラジル、中国、セルビア、ロシア、アルゼンチン、アメリカ、カメルーンの7カ国が出場権を獲得している。

木村は埼玉県出身。成徳学園高(現・下北沢成徳高)2年の時に全日本代表に選ばれる。2004年、アテネ・オリンピック代表となるが腰痛でほとんど出場機会はなく、08年の北京オリンピックでは5位。10年に社会人バレーボール(Vリーグ)で最多得点部門の記録を塗り替え、Vリーグ日本記録賞を受賞。12年のロンドン・オリンピックではエースとして攻守ともに活躍し、日本女子バレーボール28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した。同年、トルコのワクフバンク・テュルクテレコムへ移籍し、14年に東レアローズに復帰。185センチ。